クッキーもビスケットも、小麦粉を使った焼菓子です。小麦粉、牛乳、ショートニング、バター、砂糖などを混ぜて焼いたものを呼びます。
クッキーの語源は、18世紀にオランダ人がアメリカに移民として移住したときに、砂糖を加えた小さなケーキを意味するオランダ語の『Koekje』が、なまって『Cookie』という単語がうまれました。
それに対してビスケットはラテン語の2度焼かれたものという意味の『ビス・コクトゥス』が語源です。どちらも古い歴史があります。
昔は遠くに旅する時に、長期保存できる軽い食料としてビスケットやクッキーのなどの焼き菓子を持参しました。今の時代でも登山や宇宙食などでは、クッキーやビスケットは食料として愛されています。
世界のクッキーとビスケットの違いを調べてみました。皆さんは知ってましたか?
■イギリス
イギリスはお茶の時間が有名ですね。ティータイムのお供には必ずといっていいほど、ビスケットが登場します。イギリスのクッキーは、ベーキングパウダーやイーストを使ってふくらませた焼き菓子を言います。ショートブレッドがその類になります。
■フランス
フランスのビスキュイは、スポンジケーキのことです。ビスケットは乾燥した焼き菓子のことをさします。たとえばアーモンドなどのナッツいれた焼き菓子やマカロンがこれに相当します。
また、口の中で砂のようにくずれることからフランス語で『砂』を意味するサブレもビスケットの仲間に含まれます。
■日本
日本では、小麦粉で焼いた乾燥菓子のうち、見た目が手作りっぽくて、糖分や脂肪分が40%以上含まれているものをクッキーと定義しています。マカロンやパイ生地のものなどもクッキーの仲間です。また、水分やバターなどが少ないものをビスケットと呼びます。
■アメリカ
イギリスでビスケットと呼ばれるものは、生地にショートニングやラードなどの油分を加え、ベーキングパウダーで柔らかく膨らませたパンの一種のことです。ケンタッキーフライドチキンで販売しているビスケットがこれに当たります。